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09月04日-03号

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  1. 里庄町議会 2015-09-04
    09月04日-03号


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    平成27年 9月定例会        平成27年里庄町議会第4回定例会会議録(第3)1. 招集年月日 平成27年9月4日(3日目)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開   議 9月4日 午前9時30分1. 出席 議員 (4番欠番)    1番 佐 藤 耕 三  2番 仁 科 千鶴子  3番 小 野 光 章    5番 仁 科 英 麿  6番 眞 野 博 文  7番 小 野 光 三    8番 岡 村 咲津紀  9番 岡 本 雅 道 10番 高 田 卓 司   11番 平 野 敏 弘1. 欠席 議員 な  し1. 地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名   町長      大 内 恒 章     副町長     加 藤 泰 久   教育長     杉 本 秀 樹     会計管理者   宮 崎 裕 之   総務課長    赤 木   功     企画商工課長  村 山 弘 美   町民課長    枝 木 敦 彦     町民課参事   小 寺 大 輔   農林建設課長  仁 科 成 彦     農林建設課参事 三 宅 卓 志   上下水道課長  竹 内 伸 夫     健康福祉課長  高 橋 桂 子   国土調査室長  村 山 達 也     国土調査室参事 小 野 宏 明   教委事務局長  妹 尾 素 典1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長  妹 尾   渉1. 議事日程   日程第1 一般質問1. 本日の会議に付した事件   日程第1            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開議 ○議長(平野敏弘君) 皆さん、おはようございます。本日はご苦労さまです。 きょうは傍聴席の皆さん大変ご苦労さまです。里庄の議員も一生懸命頑張ってやりょうりますので、どうぞ後ろから温かい応援のほうを、口で言わないでね、目でだけで応援してやってください。 それでは、きのうに続き一般質問を行います。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、これより平成27年第4回里庄町議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、きのうに引き続き一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。 1番佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 おはようございます。1番佐藤耕三です。 きょうは通告に基づいて、子供の高校卒業までの子供の医療費無料化安全保障関連法案所有者が管理できなかった土地の問題について、3点の質問をさせていただきます。 まず1点目ですけど、本題に入る前、ちょっと待ってください、あっ、本題に入る前に、政府はこれまで大きな自治体になれば大きな事業ができ、企業の誘致もできやすくなると平成の大合併を進めてきました。これから先、ちょっと私の意見もありますけど、それでもよろしいでしょうか。 しかし、それはあくまでも建前であり、本音は財政危機のもとで国から地方への財政支出を大幅に削減することと、財界本位大型開発を進めること、これではなかったでしょうか。多くの合併した自治体の実態を見ても、そのことは明らかになったと思います。その中でこの里庄は、小さくてもきらりと輝く自治体を目指し、独自の道を歩んでいると思います。 2014年には日本創成会議増田レポートを発表し、2040年までに半数の自治体消滅可能性の危機にあるとしております。この里庄においても人口の減少をいかに抑えていくことが重要になるのではないかと考えます。人口の減少を抑えるためには、人の流出を食いとめることと考えるとともに、同時に若い人に里庄に住んでもらえることを考えることが必要だと思います。 そこで、1つ目の質問ですが、私の選挙の公約にも掲げましたが、若い人に里庄に住んでもらうためにも、現在子供の医療費は中学が卒業まで医療費は無料となっておりますが、高校卒業まで医療費を無料にしてはどうかと考えます。町長並びに担当課長は、高校卒業までの医療費無料化、どのように考えておるかまずお願いします。 ○議長(平野敏弘君) 高橋健康福祉課長。 ◎健康福祉課長高橋桂子君) 〔登壇〕 失礼いたします。 佐藤議員さんのご質問にお答えさせていただきます。 ご承知のとおり、里庄町では中学校3年生卒業まで医療費無料化を実施しているところですが、本制度につきましては岡山県の医療費公費負担制度に町独自の無料化を組み合わせたものになっています。岡山県の医療費公費負担制度は就学前の外来と小学校6年生卒業までの入院医療費が県の補助対象となっておりますが、平成22年度より小学校6年生卒業まで、平成24年度より中学校卒業までの医療費の助成を行い、町独自の無料化を拡大させてきたところでございます。 さて、ご質問の高校生3年生卒業までの無料化でございますが、岡山県内では高梁市、和気町、奈義町、吉備中央町の4市町が実施をしております。佐藤議員さんのご質問の中にもございました、若い世代に里庄町に定住していただく子育て施策として里庄町では小児医療費無料化につきまして力を入れて取り組んできたところでございます。ただし、平成22年度の町負担額が約2,900万円だったものが、平成26年度には約4,300万円と1.5倍になっております。若い世代に定住していただくには、医療費だけでなく雇用、インフラ、教育などの充実も必要不可欠であり、限られた町の財源をバランスよく配分するに当たって、先ほど申しました医療費の増加は軽視できない状況だと考えております。 また、高校3年生卒業までの無料化を既に実施している高梁市、和気町、奈義町、吉備中央町の平成23年4月から平成27年4月の人口推移を見てみますと、高梁市がマイナスの1,838人、和気町がマイナスの708人、奈義町がマイナスの124人、吉備中央町がマイナスの853人でございまして、逆に里庄町の人口推移は微増となっており、費用対効果につきまして疑問もございます。 さらに、公費を投入するに当たって、できるだけ多くの子育て世帯に喜んでもらえる施策が重要であると考えております。年齢が小さいうちはけがや病気が多い時期でもあり、この時期の医療費無料化は幅広い子育て世代に利用していただける機会があると考えておりますが、高校生の年齢になりますと全く医療機関を利用しない方の比率がふえ、幅広く子育て世代に恩恵が行き渡らないと考えております。 現在に至るまで、地方の自治体は競って小児医療費無料化の拡大を続けてきたところでございますが、少子・高齢化は進行し各自治体が大きな予算を投入しているだけの効果があると必ずしもいえない状況にあります。特に少子化対策については、地方の自治体による施策だけでは対応できない局面にあり、国または県による抜本的な対策を要望する必要があると考えております。 以上のことから、総合的に判、勘案しまして現段階では高校卒業までの医療費無料化は必要ないと考えております。 以上でございます。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい、高橋課長からの答弁はわかりました。 ただあのう、町にとって医療費を高校まで延ばすということは費用も当然かかることは私もわかります。ただあの、この片言でいろいろ町の人とも話をしてみても、確かに、あの、昔は自分の子供をどんなにお金がかかっても医療費ぐらいは自分で払ようった、そりゃそこまで町がする必要はないという声も確かに聞きます。と同時に、今の時代は若い人も以前に比べて給料も少なく、税金や物価が高くなっている、子供1人育てるのも大変だし、将来もらえる年金も少なくて今の若い人はかわいそうなんだとか、子供は減る一方だ、何とかふやしら、ふや、ふえんもんかなあと、こういった声も聞くわけです。 このように昔に比べ今の時代は、まあ子育てがとても大変な時代だと思います。このこ、その中の一つの一環として、また、あの、私この高校卒業までの医療費無料化はどうかと考えたわけですけど、今高橋課長のほうからもお話ありましたように、岡山県では昨年までは高梁、吉備中央、美咲、奈義の4つの市と町、そしてことしから和気町が新たに高校医療費無料化を実施をしているわけですけど、この中で全ての町の状況はわかりませんけど、奈義町のほうはそちらに資料いってますかね、いってない。 まあ、じゃあ、それでは、あの、この市町村でどのぐらいかかったかというのをちょっと私調べておりますので、一応奈義町のほうが、2,000、あっ平成24年、高校生の数が177人、1人当たりに、この高校生を対象にかかったお金になるわけですけど、それが246万、約。25年が162人、町の負担分が約315万。26年が161人に対し335万円。 そして、高梁が平成24年が1,000、あっ6,764件で約1,795万。25年が6,694件、件数ですね、件数がそれだけで、金額が約1,690万円。26年が6,791件で約1,720万円。高梁の対象となる子供の数が、平成26年なんですけど、これが787人。 吉備中央町では、平成26年の費用として440、あっ477人の高校生に対し、387万、約、費用がかかっております。 ことしから実施をされている和気町では374人の高校生に対し、約1,600万の予算を組んでおるということであります。 このように、あの、高校生医療費無料化を図る自治体がふえておるわけですけど、この中で課長の言われたように、一概に高校生になれば体もできてきて病院にかからない、また少しのことでは病院には行かなく、まあ病院に、病院に行く中で多いのはけがで行くか、大きな病気で行くのではないかということでありました。これは、私もそう思うんですけど、やっぱし高校生になれば体もできて病院に行くことも少なくなると思います。 そして、今挙げた自治体は決して大きな自治体ではなくて小さい自治体であります。小さい自治体だからこそできる福祉があると考えますが、もう一度里庄については考えていただけることはないでしょうか。もう一度質問します。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 先ほど課長が答弁しましたように、高校生までということになりますと負担も大きいし、実際に必要のないような子供たち医療機関へ行くということも聞いておりますので、まあ町としましては高校生についてはそういう医療無料化はする必要はないのでないかと判断しております。ご理解よろしくお願いします。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 町長の意見もわかりました。ただ、私はこの医療費無料化だけで人口はふえるとは思いませんが、いろいろなことを兼ね合わせていって、この里庄に若い人がふえてくる、まあそれで確かにこういうことを無料化にしていけば財政負担というデメリットはあると思うんですけど、それ以上のメリットが、この若い人がふえてくることによって、税収はふえ、町は活性化されるのではないかと考えておりますけど。この高校の無料化は、まあ町長今はできないということでありますけど、まあ約1人当たりの、1人当たりにして2万から3万円の負担になってると思うんですが、各町のを見ていけば、ですから里庄で約、子供の、高校生の数が1学年100人から110人、二、三十人、ということは3学年で300人ちょっとですから、まあ金額にして600万から七、八百万、そのぐらいでできるのではないかと思いますけど、もう一度お願いします。 ◎町長(大内恒章君) 加藤副町長。 ◎副町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 失礼いたします。 佐藤議員再々質問に、私のほうからお答えをさせていただきます。 まず、最初に、あの、まあ高橋健康福祉課長のほうから、まあいろいろな現在のこれまでの現状をお話をさせていただきましたし、大内町長からの考えのほうも述べさせていただきました。あの、まあ経緯を見てみますと、やはり年々医療費はふえてきております。その上、高校生までの医療費無料化をするゆうことになれば、やっぱり数百万単位での支出の増額が当然見込まれるわけでございます。町といたしましては、やっぱり、あの、財政のバランスを考えていかないといけない。それだけの支出を余儀なくされるということは、それに見合った歳入も考えていかないといけないと思います。で、今の現状を見てみますと、税収がこれからどんどん右肩上がりにふえていくような状況にはない。逆に高齢化が進むにつれて、町民税等は減少していく。そういうふうなことが見込まれるわけでございます。 で、一方、その高齢化が進むにつれて高齢者医療費負担というのは当然財政にも負担がふえてくるわけでございますので、そういったことも医療費の点から見れば、子供のことも大切ではございますが、高齢者のことも考えていかないといけないと思います。 それから、さらにその他の財政出動のことを考えてまいりますと、今後、まあ道路でありますとか建物でありますとか、そういったところの維持修繕がこれから当然ふえてまいりますし、教育の現場にもこれからやはりお金も投入していかないといけないとこのようにも考えております。まあ、そのほかにも保健福祉の現場にもお金も必要に応じて投入していかないといけない。そういった中でバランスを考えた財政出動を我々としては計画的に進めていかないといけないという、あの、ところがあります。 佐藤議員のおっしゃられる、確かに高校生までの医療費無料化をすることによって高校生を抱える家庭にとっての負担は減るかもしれませんけれども、町全体の財政のことを考えると、現時点では医療費高校生までの無料化は考えにくいというのが現実でございます。 以上でございます。どうぞご理解ください。 ◎町長(大内恒章君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。まあ、予算の関係で難しいというのはよくわかりましたけど、実際にはやっている、岡山県内でもやっている市町村ありますので、また参考にして、もしできるようでしたらぜひお願いしたいなと思いまして、次の質問に入らせていただきます。 それでは、2つ目の質問でありますが、この安全保障法案、これは町長について、町長にお伺いをします。 6月でもこれは質問をさせていただきましたが、この安保法案ですけど、残念ながら町長と私の法案に対する意見はちょっとかなり違ってたんでないかと思います。6月議会で町長は、中国脅威の、中国及び北朝鮮の脅威を上げておられましたが、この法案は日本が攻撃をされたこととは関係はない法律で、法案であります。アメリカの行う戦争に自衛隊がついていって、他国との間で戦闘もしくは戦争をすることにもなりかねない、こういった法案です。この法案が成立をすれば、日本は戦争をしない国から戦争ができる国になり、また戦争をする国にもなりかねません。6月議会で町長は、日米同盟を結んでいる以上日本人、日本も日本人だけが助かればいいということでは今の世界、なかなか理解してもらえない部分もあるのではないかと言われ、それ以上の答弁は控えました。そこで、私は最後に、町長には、あなたには1万1,000人の里庄町民の命と暮らしを守る責任があることをお願いしました。 あれから3カ月の時が流れましたが、私の考えはこう一向に変わることはありませんし、以前に増してこの法案を何としても廃案にしなければいけないと強く思っております。町長、再度でありますがこの法案に対する考えをお伺いします。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 まず、町長としてのですね、町民に対する思いといいますか、それはどうですかということをお答えします。 安全保障の問題は、住民の安全に直結する重要な問題ですが、町長としての責任は町民の皆さんが日夜不安なく安心して暮らせる生活の環境づくりであると考えてます。安全保障の問題は国政レベルの問題であり、今後の情勢を注視していきたいと考えております。 それから、先ほど私が6月に、まあ答えましたことについて、環境ですね、現在の、それについてのことですが、まあ安全保障関連の問題は防衛等にもかかわるもので国政レベルの問題と、であることから地方自治体の首長である私が意見を述べるのは、まあ差し控えたいとは思います。ただ、まあ、あの、佐藤議員は何回も聞くのでね、ある程度のことはこれから答えますが。 それから、肝心のことで、日米同盟について私が、まあ、あの、日本人だけが助かればということではなかなかグローバル世界としては難しんではないかということに対する考えですが、安全保障をめぐる問題は国の外交と防衛等にかかわるもので国政レベルの問題であることから、なかなか地方の首長が意見を述べるのは難しいということですが、最後のまあ結論として、3カ月たって町長は全体的にどうこた、考えているのかということですが、これにつきましては、今、日本がおかれている現在の環境を考えますと、安全保障関連法案につきましては、慎重な対応が必要でありますが、これはやむを得ないものと考えております。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。町長のほうからは、今こう法案に対して慎重な構えが必要だということで、これは多分国会のほうで審議するときに、そういう、しゅう、あの、慎重な構えで対応するということでよろしいのでしょうか。ちょっと。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長
    ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 まあ、慎重にこの法案に対する考えるものとして、もし成立してもですね、対応するときに慎重な対応が必要であろうということとともに、まあ私としてはこういう法律の成立も、今の時点ではやむを得ないかなと考えておるとそういう意味です。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。この法案が、まあ成立をしても町長は仕方がないかなということでいいかと思いますけど。 この法案に対して私は今9月に議会に入りましたから、今はやっておりませんけど、8月いっぱいこの法案の廃案の街頭演説を行っておりました。だんだん、こう以前に比べて反応が大きくなっているなあとこれ実感もしますし、8月の30日には戦争法案廃案に向けての国会周辺を12万人を超える人々が取り囲むデモ、こういう例もありました。これは最たるものではないかと思います。 参議院の審議を通じ、衆議院の中ではわからなかった多くのことがわかってきております。後方支援で運ぶ武器弾薬の中にはミサイル、戦車、劣化ウラン、その上核兵器の輸送も可能になるということが、だんだん明らかになってきております。自衛隊は軍と称し、アメリカ軍の指揮のもとで軍事行動を行うことが明らかになってもきております。これの一つの例が、8月の12日に米軍のヘリが米軍艦艇に墜落をしました。その中には、自衛隊の2人が含まれておりましたが、これも一つのあらわれではないかと思います。 そもそも安倍総理が当初言っていた集団的自衛権の行使の根拠、これは町長を初めここにいらっしゃる皆さんもご存じのよう、テレビで何度も映し出されておりましたが、朝鮮有事の際、赤ん坊を抱いた子供を母親が、母親が子供を抱いている、それをアメリカの船が助けるということが前提でありましたが、その前提というものも崩れてきております。 また、この法案は参議院の審議の中では、中断が70回を超えて散会の事態も起こっております。この法案に対し、まともな説明が政府はできておりません。とても慎重な審議を行っているとは思いません。この法案が成立をすれば、その時の政府の判断で何でもできるという、こういう危険な法案ではないかと思います。 この法案の必要性を、まあ議論する場合、中国の脅威も町長は言われ、言われましたが、この法案を、法案はもう日本が攻撃を受けたときとは一切関係のない攻撃でありますし、また日本と中国の関係が悪くなったとき、日米同盟があるからといって、アメリカが全面的に日本を支持するとは限りません。わかりやすく言えば、アメリカ自衛隊と一緒になって中国と戦争をすることはないということであります。アメリカと中国は太い経済で結ばれております。もっと言うと、アメリカの国債を世界で一番多く買っているのは、中国でありますし、万が一アメリカと中国の関係が悪化した場合、アメリ、中国はアメリカの国債を大量に売りに出すかもわかりません。そうなれば、アメリカの経済は崩壊するかもわからない。これだけ大きなものでありますし、日本自体も中国とは大きな太い経済で結ばれていると思います。憲法9条を基本に、何があっても話し合いで解決という、するという姿勢が大事ではないのかと、そしてこれをもとに世界の紛争を解決をしていくことこそが、日本の国際貢献だと考えております。 日本は資源も食料も少ない国であります。全ての国々と友好的な関係を築き、話し合いで解決をする、日本を取り巻く国の間でそういうことが実現をできていけば北朝鮮の脅威もなくなるのではないでしょうか。 町長は、私も同席をしておりましたが、7月25日の国民平和行進で平和な社会をつくるために核兵器は要らない、8月15日の平和祈念式典の中で戦没者のために戦争のない社会を築いていくなど平和のとうとさ、平和の誓いなどをお話をされました。私は町長の話に感銘を受けました。町長の言われた内容とこの法案は相反するものだと考えますが、町長は町長の言葉とこの法案、どのようにつなげていきますか。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 先ほどもお答えしましたが、この問題につきましては国政レベルの問題で私がどうこうというような問題ではないと思いますし、個人の考え方を、それをこの場で私が町長の立場で言うのは望ましくないと思いますので、差し控えます。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい、わかりました。 町長はもう、そういうことですから、これ以上は追及しませんが、私としましてはこの法案、何としても廃案に向けて頑張っていきたいと、まあこれからも、まだ参議院の審議もまだまだ続いてますし、その覚悟で私は頑張ります。 3つ目の土地の問題ですけど、高齢者が、まあ今町内の多くの農地、高齢者によって管理をされていると思います。今のままでは、今後これからの農地、または山林も含み管理が困難になってくると考えております。こうした所有者が管理できなかった、もしくは管理をしたくても年齢的に困難になった土地の管理、町としてどのように、取り組んでいくのか、そしてまた親から受け継いだ土地であるがどこにあるのかわからない、昔のことでわからないとか、学校を卒業して里庄を離れ、月日もたって親が不幸にも亡くなって自分の土地の存在がわからない、こういった場合もありますけど、現在ですら、こういう土地の管理がされていないケースもあるかと思いますが、これら合わせてどのように取り組んでいくのか、ちょっとお願いします。 ○議長(平野敏弘君) 三宅農林建設課参事。 ◎農林建設課参事三宅卓志君) 〔登壇〕 失礼します。 私からは佐藤議員所有者が管理できなくなった土地の対策についてのご質問についてお答えします。 まあ、管理をどのようにするかから、どのように取り組んでいくのか、まあ一連で説明させていただきます。 まず、あの、管理についてですが、農業従事者のもう高齢化や非農家の農地相続などによって、所有者が管理できなくなり、耕作放棄地となる農地が近年、まあ急増しております。周囲に悪影響を現在与えている農地がほとんどだと思います。農業委員会が毎年、あの、実施している耕作放棄地全体調査において、平成26年度の町内の農地全体面積342ヘクタールのうち、耕作放棄地の占める面積は79ヘクタールでございました。その内訳ですが、農地として再生できる土地8ヘクタールと農地として再生できない土地71ヘクタールとなっております。この農地の再生できない土地ゆうのは、田んぼの中に木が生えたり、アシ、ヨシ、カヤ、そういうもんが繁茂して、もう農地に復元するのにかなり重機が、を重機を投入して行わなければならないような土地ということです。まあ、再生できない農地は、まあ非農地判断として農地から外して、まあ原野とまたは山林としております。 この調査は、あの、平成21年の12月に農地法等のもう一部改正がされたことに伴い、農業委員会に義務づけられました調査でございます。また、農地法の改正により、農地の貸し借りについての制限も緩和され、全く農業の経験がない方や、一般の法人でも農地を借りられるように法改正によってなりました。 農地の所有者が管理できなくなった農地を農業委員会に、まあ登録していただき、買いたい人へ紹介をして利用していただくための取り組みも行っておりますので、農地を借りたい、貸したい方、借りたい方はお気軽にご相談いただければと考えております。まあ、俗に言う農地の貸し借りを支援する農地バンク制度とも呼ばれております。現在は約40件の登録があります。なお、貸したい方が見つかるまでは農地の草刈り等を行い、保全管理をしてもらう必要があります。また、あの、JA岡山西農協においても同じような内容で、農地円滑化団体として農地利用集積事業を行っておりますので、まあ農協のほうへもお問い合わせいただければと考えております。 それで次にですが、まあ取り組みについてですが、まあ耕作ができなく、荒らした農業、農振、農用地内の農地で受け手の担い手が見つかれば、耕作放棄地緊急対策事業によって事業を行うことができます。この事業は、荒れた農地を10年以上農業経営者の人が借り受けて農地の再生を行い営農することにより、借りて耕作をされる方に国より10アール当たり5万円の補助金が出る事業です。これはまあ、最初1回だけなんですけど。 今までに、あの、耕作放棄地の解消を行った場所を具体的に申し上げますと、平成22年度と23年度にかけまして、担い手支援協議会が窓口となりまして、国や町の補助制度を活用し、トラクターを購入するなどして池田地区の2.99ヘクタール、約3ヘクタールになりますが、耕作放棄地の解消を実施しました。まあ、解消された圃場では、現在特産品化を目指したマコモの作付が行われておりますが、解消前の圃場では20年以上耕作が放棄されて、見渡す限り二、三メーターのアシや、まあヨシ、カヤ、まあそういうもんが背丈、いやセイタカアワダチソウ、ヤナギの木などが繁茂しまして、ファミリーマートの北側から東を見渡すと全然、あの、見渡し、視通ですが、殿迫耕起まで視通がきかなかったような状態でございます。 耕作放棄地が解消され、現在では、あの、水田が復活してサギやカモが訪れるなど、里庄町の中心に近い水田環境や周辺環境が大きく改善されとります。また、中学校や農業者が相互に連携してオコモダケの作付から収穫に至るまでの食に関するさまざまな体験活動を行う場にも活用され、若い人たちが農業と触れ合う場ともなっております。その他、今まで耕作放棄地を解消された地区は津江地区10アール、手ノ際地区46アールの合計56アールの再生を行い、現在定年後に新規担い手となった方により野菜の作付がなされ、営農が行われております。今までに耕作放棄を解消した面積は、平成22年から約3.6ヘクタールとなっております。今後増加していく荒れた農地の解消は、やはり会社に勤められておられた方が定年後、少しずつでも野菜や果樹などを作付するなど農業に従事し、収穫時の喜びを直感、直接感じていただくことが大切だと考えております。 なお、皆様が近所の、皆様の近くで定年後、農業を再開された方、新規に農業を始められた人をご存じであれば、役場またはJA岡山西農協里庄支店にお知らせいただければ、情報提供などの必要な支援を今後してまいりたいと考えております。 また、高齢で子供にも、子供も近隣にいない場合で管理できない人は、まあシルバー人材センターにお願いして、草刈り等の管理をしていただきたいと思います。やはり、あの、自分の所有農地は自分が管理することを忘れないでいただきたいと思います。 今後も耕作放棄地対策については、農業委員の皆様と今後検討して、解消してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をくださいますようお願いしたいと思います。 また、あの、山林の管理につきましては、町のほうでも松くい虫への薬剤散布や枯れた松の伐倒などの事業を実施しておりますが、草刈りなどの日ごろの維持管理などについては、所有者の責任でお願いしたいと考えております。 それで、まあ付近の、農地の付近となる隣接地ですか、そういうところの、あの、管理をしとる人がわからないとか、そういうお尋ねでしたね。 まあ、そういう場合ですが、農地については、まあ、あの、適切な管理を行われてないため被害が、まあ出るような場合ですが、農業委員会に申し出いただければ対応させていただきます。まあ農地以外については、あの、町民課、税務課担当のほうでお問い合わせに来られた方の隣接地の地権者に限りましては回答をさせていただくということです。 まあ、あの、農地以外の宅地、雑種地、原野、山林につきましては、農業委員会の人の範囲になりませんので、そのことをご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい。町としてもいろいろの対策をとられていると今はよくわかります。 マコモダケの栽培とか、まあいろいろやられてるのは私も見てわかるんですけど、ただこのまま、これでいいとはいかないと思うんです。私自身もこれどうやっていいかわからないし、これみんなで考えていかないといけない問題だと思うんです。これから10年先、20年先、もっともっと、こう、今実際に年配の方がやっておられますけど、その方が実際にできなくなることはもう確実なことですから、その後を実際にどうやってやっていくか、今ですら、農業、農地バンクですか、で、貸し出しをしたりとかありますけど、まあ土地を貸す人はいるんだけど借りる人が少ないっていう現状が今もあると思います、実際に。ですから、これはそうなればこれが10年、今ですらそうですから、10年先、20年先になるともっとこう大きくなるんじゃないかなと推測をされるんですけど。 それに対して、このままでは私もいけないと思いまして、まあ町としても、もっともっと考えていただきたいなと思ってこの質問をさせていただいたんですけど。もっともっと強く取り組んでいただきたいと思いますけど、最後町長どう思いますか。この問題。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 荒廃地の問題につきましては、長年取り組んでおるんですが、なかなか、あの、高齢化して農業をする人が少ないという現実で、どうするかいうことを苦慮はしております。ただ、現実的には今、あの、説明ありましたように、マコモダケの栽培とか、手ノ際については農道をつくって大きく、まああそこんとこを、今荒れとるところをつくってもらうとかそういう形でやっとんですが、全体的には、里庄に限らず、どこともそういう傾向があるんで何とかしたいということは思っとんですが、今言われたように農業を、受け皿、それをする人が少ない、それをどうように確保するかいうのが一番の問題で、その辺のことも農業委員会、農協を通じてですね、積極的に広報したり、そういう人を探していきたいと考えております。 ○議長(平野敏弘君) 佐藤耕三君。 ◆1番(佐藤耕三君) 〔登壇〕 はい、どうもありがとうございました。 まあ、ただ今の現状ではいけないということは、皆さんわかっているのかと思います。私もそうですし、みんなここにいる席の方はわかっているかと思いますので、ぜひこれに向けて、後10年先、20年先のことを見据えてしっかりとお互いに取り組んでいければと思います。 じゃ、どうも、きょうは、以上で終わります。 ○議長(平野敏弘君) ここで暫時15分間休憩します。            午前10時11分 休憩            午前10時27分 再開 ○議長(平野敏弘君) それでは、休憩前に引き続き一般質問の会議を開きます。 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 5番仁科英麿です。通告に従い、今回は4点伺いたいと思います。 まず、町長の選挙運動、政治活動及び寄附行為の禁止規定、それらへの対応と法の遵守について。 それから、2つ目は里庄駅のエレベーターの設置、橋上駅化と南北通り抜け化、合わせて駅前総合開発計、開発の検討の実施について。 3点目は、県道及び町道の拡幅、改良の促進について。 4つ目は、小・中学校の教室へのエアコン設置についてでございます。 まあ、いつものように、もう大変欲張っておりますので、時間の許す限り質問させていただきたいと思いますが、まあ途中で終わりになるかもしれない、ご了承をお願いをしたいと思います。 まず、町長の選挙運動、政治行為及び寄附行為の禁止規定の対応と法の遵守についてでございます。 この点につきましては、6月議会でこれらに触れながら質問をさせていただきましたが、まあそのときは選挙公報の発行、こういうことに重点を置いて聞きましたために、まあこの点についての詰めは二の次となってしまい、まあ甘くなってしまいました。後で何人の方から、まあ詰めが甘いんじゃないかと意見をいただきました。まあ私自身もそのとき判然としなかった点が多々あったんですが、次に進んでしまいましたので、ここで改めて基本的な考え方をお尋ねする次第であります。 で、その6月議会において私は、選挙運動はルールを守ってやっていかなければならないと思う。4月の町長選挙において、町長はどのような運動を行ったのか……            (町長大内恒章君「町議選挙」と呼ぶ) あっ、済いません。町議選です。町議選挙において、町長はどのような運動を行ったのかと質問いたしました。まあ、これに対しまして大内町長は、私の地区から2人が立候補した。同じ地区で、地区として、心情的に応援するのは当然だと答弁されました。実際、町長も告示前から運動員のジャンパーらしき、まあジャンパーを着て歩いておりました。私もあるところで遭遇をいたしました、鉢合わせ。これは、まあ事前運動の疑いがあります。まあ、町長はどのような言い方でどのように回られたのかお尋ねをいたします。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 4月の町議選につきまして、大原西地区から分館推薦を受けまして2人の候補が立ちました。それに、それにつきまして、まあ心情的には応援するのは当然ではないかと答えたと思っております。まあ、しかしながら具体的にどうこうということは、よく覚えておりませんが、事前運動をしたつもりはありません。また、どのような言い方でどのように回ったのか、それは個人の問題であり、この場で私がどんなこと言い、どういう回り方をした、答えるような問題ではないと考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、事前運動はしてない、個人のことだから答えないということでございます。まあ、あの、特定の人を告示前に投票してほしいと言えば、これは事前運動。それから、町長さんですから、町長としてこういうことをしますから投票してください、あるいはこの政策を応援してくださいというような言い方だと、これは地位利用に当たる可能性があるということで、まあそういうことはないのかもしれません、あったかわからないんで。まあ、そういうことがない、事前運動はしてないとおっしゃられるからそうかなあということで、まあそれ以上私は追及はできませんので、これはここで終わりにさせていただきたいと思います。今後もまあ、あの、公選法に違反するようなことはしないようにしなければならないんじゃないかと思います。よろしくお願いしたいと思います。 次に、法の遵守についてでございます。 これも前回述べたことでございます。2年前、これは町長選挙でございますが、そのときに大内さんの町政報告会、これを告示前の報告会の案内状ですが、このたび町長選挙に立候補を決意した大内恒章の目的を達成を図るべくと書かれておりました。これについては、25年の当時、私は県の選挙管理委員会に確認をしております。これは、こういう表現は公職選挙法であるという確たる回答を受けております。それを踏まえて私は、告示前にこのような表現が入った文書を配ることも、そしてまた報告会の内容もやっぱりこの人を投票しよう、町長にしようじゃないかという発言が多々あったと聞いておりますので、そういう内容もこれは事前運動に当たり、法律違反ではないかと尋ねたわけですが、このとき町長は、まあ違反しとるとも何とも思っておりません。必要であれば、司法とか警察に判断してもらえればよいと思いますと平然と答えられました。まあ、しかし、これについては、さっきの繰り返しになりますが、県の選管はこれは公選法違反であると確たる回答をしております。 それから、もう一つ前回の質問におきまして、政治家の寄附行為の禁止に関して質問いたしました。公選法では、公職の候補者はいかなる名義を持ってするを問わず、寄附をしてはならないとされております。で、結婚祝いや香典もこれに該当します。しかし、町長は町民の方が亡くなられたときに、香典を持っていかれている。これについて尋ねたわけですが、町長は、まあ町長として町民を代表して弔意をあらわすために行っていると答えられました。公職選挙法では、香典一切が禁止されているわけではない。親族に対するもの以外は一切禁止するということになっております。ですから、まあ全ての町民に行くとなると、全ての町民が親族とは思えませんので、やっぱりこれは法律違反であります。で、まあ罰則については、確かに葬儀に本人が出席して、その場においてする香典は罰金はかけないと、このようになっております。法律違反だ、でも罰金はかけませんよと、そういう仕組みになっている。まあ、そういうだからといって、この町民を代表する町長が法律違反を、まあ当然のごとく続けていいのかなあ、疑問があります。まあ、これはよくないんじゃないかと、私は思います。 我が国は、自由と人権を尊重し、民主主義を基本とする法治国家であります。まあ、法治国家でなければ、民主主義を基本とし、自由と人権を守ることができない、そういう意味で、やっぱり法の安定性というのが、今、国会でも議論になりましたけども、重要なことでございます。まあ、町長はこの法の遵守ということについて、まあ一体どのように考えているのか、またこういったことを未来を担う子供たちに、どのように教えたらよいと考えているのか伺いたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 平成25年5月の町長選挙につきましてのご質問でありますが、まあ回答は前回と同じで、皆さんここにおられる方、選挙を通して、まあ選挙ということを皆知っておると思います。そういう意味で、私としては事前運動とか違反はしておりません。ただ、後援会活動という形で、やはり選挙に向けての後援会活動はしております。 それから、寄附行為ですね。 町長の香典につきましては、これにつきましては、まあ、あの、町民を代表して弔意をあらわしておりますし、町民の方には理解していただける範囲だと考えております。 3番目の、民主主義、自由と人権ですが、自由と人権については十分配慮しておりますし、子供たちの将来、町の将来のあり方を真剣に考えて町政を行っております。 それと、法の遵守ということを言われましたが、私自身は法律より前に一般常識があり、かつ社会通念がある。そういうものを、なかなか解決できない場合に法律を適用されると思いまして、私自身は、まあ何でも法律、法律という前に、一般的な社会通念、それから常識そういうことも、また人情とかそういうことも考える必要があると思っております。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、法律の前に一般常識があり、社会通念がある、だから法律は少々のことは、まあ違反してもよろしいということで、本当にいいんだろうかなあというのが、私の疑問の質問でございます。 13世紀のイギリスのローマ法学者ヘンリー・ブラクトンという人が言ったそうです。王は人のもとにあってはならない。王ですから。しかし、国王といえども神と法のもとにある。なぜなら、法が王をつくるからである。法が、ルールが町長をつくったと思います。まあ、そういうふうに言っているわけです。また、悪法で、悪法といえども法なりという、まあ方言、ことわざがあります。まあ、里庄町では法はこうでも、あるいは交通規則だったらですね、60キロ超えて走ってはならないとか、幾つかありますが、まあ少々のことは常識で考えて、社会通念でいいと思えばやっていいんだっていうふうに教えていいのだろうかと。まあ、どうもやっぱり、よくないんじゃないかなあ、できるだけ守ると、遵守する、それがやっぱり法治国家です。自分はこれが社会通念だ、一般常識だと思っても、他の人はそうじゃないと、こうだと思ってる場合もある、だから法っていうものができてるんですね、これは。代表民主制によってルールを決めている、このルールの中でやっていかなきゃいけないということははっきりしてると思います。もう一度答弁をお願いします。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 例えばですね、分館の人が亡くなって、日ごろからつき合っとる、そういう人が死んだ場合に葬式にみんな行くでしょう。行かなかったら、かえって常識外れと思われるでしょう。で、香典をもらったり、またいれるとそういう場合はするでしょう。それと、親しくつき合ってる人、また分館の役員、それとか町のいろんな公職しとった人が亡くなったとき、行かなかったらそれのほうが常識的にはおかしいと思う。そういう、まあ例とかね、それに限らず、隣近所のあれを、すぐ法律はこうですよとゆっとったら、組合の中のこと、もめごといっぱい起きますよ。まあ、この辺はそれでいいでしょうと、なあなあと。そういうことも必要だと言っとるわけです。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、この問題については、大変難しいと思います。 ソクラテスの弁明ということがあります。ソクラテスはそういう主張をして死刑になった。だけど、私は死刑を選びますと言って選んだという。まあ、それ以上のことは申し上げませんが、私もよくわかりませんけども、やっぱりさらに考えていきたいと思います。 教育長に伺いますが、こういうことは小・中学生についてはどのように教育をしたらいいんでしょうか。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 仁科議員さんの法の遵守について、子供たちにどのように教えるべきと考えているかということについてお答えをさせていただきます。 我が国は民主主義国家でございます。民主主義の基礎には、個人の尊厳と人権の尊重という考え方があり、それぞれが法によって保障されているということでございます。また、民主政治の基本となる考え方は、現代の国家においては、国民によって選出された代表者が治めるという、代表民主制の仕組みに反映されているとの理解の上に立って、国や地方公共団体の政治の仕組みついて理解するとともに、主催者、主権者として政治参加のあり方について考えていくことが大切であります。 例えば、小学校6年生の社会科では、日本国憲法の特色である国民主権と基本的人権の尊重、平和主義の3大原則などについて学習をしております。また、中学校では3年生の公民の分野で民主主義と政治、政党の働き、選挙制度、政治参加など民主主義とはどのような考え方なのかについて学習をしております。子供たちの政治に対する関心を高め、具体的な事例を取り上げて学習を進めていくことで、政治的な事象を捉える見方や考え方を養っていくことが大切だと思います。また、将来国政に参加する公民としての意欲と態度が育つようにしていくことが大切であると考えております。 また、学校教育の中で法の遵守ということにつきましては、道徳教育についても学んでおります。道徳教育におきましては、学校教育全体で行うものでございます。道徳の内容の中に、主として集団や社会とのかかわりに関することというものがございますが、この中で、法の遵守について取り扱っております。子供が法の意義を理解し、遵守の精神を持つところまで高めていくことを目標としております。それとともに、自分と他人の権利を大切にするとともに、自分に課せられた義務をしっかりと果たす態度を育成するということも大切に指導をしているところでございます。 今申し上げましたように、子供たちに法の遵守ということについて学んでもらうためには、やはり教科だけではなくて学校教育全体を通じて行っていくと。例えば、小さい学年ですと簡単な決まり事、あるいは高学年になっていきますといろいろ他人のことも思いやりながら相手を思い、自分の権利あるいは義務をお互いに果たしていくっていうようなことと、学校の中では暮らしの中でいろんな決まり事がございます。また、話し合い活動等もございます。いろんな場を上手に利用しながら学校教育全体を通じて、指導していくことが大事であるというふうに考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 あの、自分の常識あるいは社会通念からして法がおかしいということだったら、法律をやっぱり直していくと。これ働きかけて、ルールを直してから実践をしていくということが、私は正しいんじゃないかと思います。 今学校教育でいろいろ、あの、教えておられる、大変細かく説明がありましたのである程度わかりましたけど、ここの部分って一番大切なところだと思うんです。制度をつくるということね。それと、自分の考えと、この辺のことも含めて、人権を尊重するには他人の人権も尊重しなきゃいけない、自分の義務もある、その義務というのは何か。みんなで決めたルールを守るということはまずスタートであると。その、まあルールがおかしんなら、みんなで一緒で直そうじゃないかというくちじゃないかと思うんです。そういうことも含めて教育に入れていただきたい、そのように私は考えます。 時間が、あの、迫っておりますんで、次に移らせていただきたいと思います。 あの、里庄駅のエレベーターの設置、橋上化と南北通り抜け化、合わせて駅の、駅前の総合開発計画の作成といいましょうか、その検討の実施について伺いたいと思います。 6月議会におきまして、駅のエレベーターの設置、橋上化とその通り抜け化の検討をしていただけないかというお尋ねをいたしました。まあ、これは地域の方にとって長い間の本当に悲願であります。同時に、今後里庄が発展していくためには、どうしても避けて通れない重大な課題でもあります。ところが、そのときの町長の回答は、今財政的な余裕がないと、まあけんもほろろの回答でありました。この大きな課題に正面から向き合う姿勢が、全くうかがわれませんでした。まあ、時間がなかったっていうこともありますが、その続きを今伺わせていただきたいと思います。 で、そのときに町長は、そのエレベーターよりも駅の前が狭いので非常に危ない、エレベーター、橋上化の前に立ち退きなどで駅の前を広くしたいという話がありましたけど、これはどこから出てきている要望なり、意見なりなんでしょうか、あるいは町長のお考えなんでしょうか伺いたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 里庄駅のエレベー、あっ、済いません、仁科議員の駅前を広くしたいという考えは誰の意見かというご質問についてお答えいたします。 6月議会で答弁したとおり、町長の考えでございます。現在は、現在の駅前は、混雑するときにはタクシーや送迎の車が複数台停車し、車の向きを変えるのにも困ることがあります。また、その車両と車両の間を駅利用者が歩いて通り抜けている状態でございまして、町としては安全で快適な環境を形成していく上で、駅前の整備は必要だと考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、駅前の整備も必要でしょう、後で申し上げますが。だけど、一番何がまず最初に必要か、私はこのエレベーターを早くつけてほしいという、痛切な声を聞いております。私のところに、匿名で投書をしてこられた方もいらっしゃる。まあ、匿名ですから、名前をいっていただきたかったと思うんですけども、それからまた歩いていると、その声は大いに聞きます。きのうも電話で何人かからも話をしましたら、これをまずやってほしいんだ、私は駅前開発とひっくるめて一緒にやったらどうだろうというようなことも言ったんですが、やっぱりまずエレベーターですよという声が非常に高かったです。 エレベーター2本、これを設置をしたら、まあ所要額が幾らとなるんでしょうか。財政的な余裕がないからできないとこうおっしゃる。じゃあ、どれだけお金がかかるんか。それからまた、財源のほかにも何か支障があるのかもしれません。JRがどう言っているのか、それらについてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 エレベーター設置についてのご質問にお答えします。 平成18年に高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が施行され、それに伴いバリアフリー化の推進については、移動等の円滑化の促進に関する基本方針が示され、平成23年度からは1日当たり利用者数が3,000人以上の駅において、平成32年度までにエレベーター等により段差解消等の整備を可能な限り行うこととされております。この場合、国、JR、地元自治体がそれぞれ3分の1の費用を負担し、整備することになりますが、里庄駅の場合、1日当たりの利用者数がここ数年2,500から2,600人で推移しており、整備する場合は里庄駅の高齢者、障害者等の利用の実態を踏まえ、JRと十分協議、調整し、財政面と技術面で実施可能かどうか検討する必要がございます。 先般、JRにエレベーター設置について確認いたしましたが、2基のエレベーター設置であれば通常は5,000万円前後と伺っています。しかし、里庄駅の場合、駅構内の跨線橋は耐震の面でエレベーターが設置できる構造ではないということで、跨線橋の改修や、まあ新しくやりかえるのか、ちょっとそれはわかりませんが、と合わせてエレベーター設置をする必要があるとのことでした。費用は、設計、積算をしなければわかりませんが、当然億の単位になると予想されます。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 3,000人以上の駅なら3分の1ずつと。あの、里庄駅は以前は6,000人の人が乗りおりをしていた。今は3,000人、しかも3,000人切って2,500人と、ああそうですかと思いますが、まあこれはどんどん減っている。使いにくいから減っているんですね。悪循環になります。3,000人、まあもうちょっと頑張ったらそのくらいになるし、3,000人だったら3分の1補助するけども、2,900だったらだめですよっていうのもおかしいです。さっきのお話と同じになるんですね。それ何とかやってもらえませんかと、ルール変えてもらえませんかという話をしなきゃいけないと思います。 西阿知の駅はエレベーターをつけた。まあ、2億ちょっとだったというふうに聞いておりますけど、これ3分の1ずつすると地元負担は七、八千万円でございます。七、八千万円。今度、今予算に出てますよね、債務負担行為と予算。合わせて7,000万円、補正予算を組もうとしている。当初でも組んでいるから、あの跨線橋を改修だけで七、八千万、今使おうとしているわけですね。まあ、これも緊急だからもちろん必要かもしれませんが、それはエレベーター等、その通り抜け化をしたほうがいいのかもしれません。まあ、いずれにしてもね、このエレベーター問題は最優先していただきたいと思います。もう一度、そのJRの見解も含めてお答えをお願いできないでしょうか。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 ええっと、先ほども申し上げましたが、まあ3,000人以上の利用者数であれば、利用者がある駅であれば3分の1ずつという形で、JRの設置義務があるということで、あの、話はありました。JRにお伺いしたところ、基本はそういうところを、まあ中心に、まあ今下協議を進めていると。この近隣では、東尾道であるとか、備後赤坂であるとか、津山であるとか、そういうところを、まあ、あの、3,000人以上5,000人未満の駅なので、そういうところを中心に下協議を進めていくところですというお話がありました。で、あの、うちの場合、全然無理という話では、当然ございませんでした。で、3分の1あるのかないのか、そこの辺についてもこれからの協議と、これからのお話の中でということで、全然出さないとかいうお話ではありませんでした。ただ、その協議の中でどういった形になるのかはいまだ、今の段階では申し上げることができません。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、これからの協議、頑張っていただきたいと思いますけれども、そのエレベーターを2本設置するなら、もう合わせてですね、長年の課題であります、この南北の通り抜け、これも一緒にやっていただきたい。これについての費用効果をどのように考えているか伺います。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 駅の南北の通り抜け化についてのご質問にお答えいたします。 駅を橋上化するなどして、駅の南北を通り抜けられるようにすることや、その費用対効果については現時点で考えておりません。その理由としましては、県内の駅橋上化を実施している自治体に確認したところ、JR委託部分に係る費用だけで10億円以上かかるほか、駅周辺整備にも多額の費用が必要になるためでございます。橋上化を実施している自治体の事業の財源としては、まちづくり交付金等を利用し、残りは合併特例債により事業を実施しています。事業費の95%に充当でき、国が返済は70%を負担する合併特例債を充てることができない里庄駅の橋上化は、そのほとんどを地元自治体である本町が負担することになるため、町の財政を考えると事業実施は難しいと考えております。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 費用効果、計算してないと言いますが、まあ効果ぐらいは計算をしてほしいと思います。 私は計算をしてみました。北側の人が南にわたって改札口から入るのに、まあ車を置いてからこう回ってきますから5分かかると。往復で10分です。朝晩で1日10分使う。20日間で200時、200分というのは3時間。これの12カ月で36時間ということは、1週間の労働時間分を往復に費やしている。じゃあ50年間だったら、その50倍ですから1年間分ですね。1年間の労働時間を、北から南へ往復で使っている。年収400万円の人がね、1年間、だから400万円の損失です。1,000人の人がわかる、わたるから、400、40億円の損失であります。これを解消すれば、まあその100%じゃないかもしれませんが、20億か30億は経済効果があったと言えるんじゃないですか。だから、10億円投資が必要です、あるいはその他を含めたらもっとかかるんですというけど、それでもいい、やりましょうという決断をしていただきたいし、駅の北側の人はみんなそのように思ってると思うんですよ。何で笠岡や、特に鴨方駅が便利になったのに里庄はこのままなんだと。減る一方です、これはね。よろしくお願いしたい。 新型交付金、これから検討されるん、これの中に対象にしてくれとゆったらいんじゃないですか。その点を伺いたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 仁科議員が言われる、本当に通り抜けできる、そういう形にするのはもう理想で、できればそういう形がいいと思っております。で、今さっきも言ったように、エレベーターもできればつけられればつけたいんですが、構造的に今の形ではできないという話を聞いております。例えば、そのホームの広さ、広さがあって、実際には島の広さ、あれではエレベーターつけるのは少し無理だろうと、そういう構造的なことで、また内々にはほかの案も実際には考えております。で、一遍に東西できる橋上化という希望といいますかできたらいいなあということは、当然思っております。しかし、費用とか長期的な展望、実際に町としてもそういう形で広場、それから橋上化、エレベーター含めて、どういう形でいいかというのを検討したいという形で、今JRとも話しながら、ただこちらだけの思いではどうしてもできないこともあって、JRの考え、で、物理的にどういう形でできるか、それで費用を一番安くするのは構造的に、新たに別の物をつくったらどうかいうような案も聞いとるのは聞いとんですよ。ただ、ここで具体的に言うような段階じゃない。 で、私が言ったの、現実的に今一番危ないのは、朝夕、特に朝駅前の状態を見たら、なかなかほっとけないと、そういう形で、まあできればそっちを先にする必要があるなと言ったわけで、全体的に考える必要もあるとは考えております。で、言われとることはようわかるんですよ。本当に北から乗ってくる人のほうが多いからできればそう。できればいいことと、できるかどうか、またそれをするためには準備もいると、そういうことで前向きに検討にかかりたいという気持ちではおります。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、いろいろ検討していただいているようですので、ぜひそこをどんどん前向きに考えて、それから情報を町長だけのとこでなくて、議会にもあるいは町民にもどんどんオープンにしていただいて、一緒に考える。お願いしたいと思います。 で、次の質問は、そのじゃあついでにというか駅前の開発も含めましてね、だからもう総合的な開発を、絵を描いてみるべきじゃないかというところなんですが、もう時間がありませんので、これ、本当に簡単にせざるを得ん、大変残念です。ここでどんといろんなことを話をしたいと思っていたんですけれども。 あの、まあそういう開発するんならですね、駅前の広場を、それのもう、今空地が目立ってますから、それらも含めて、私はもう極端に言いますが、あそこに超高層ビルをつくってですね、いろんなものを中に入れて、岡山や福山からも買い物に来るとかね、ここが地域の中心になるようなものを、そこへどんとつくったらいいじゃないかというふうに考えたんです。で、それを検討すべきだ。例えばですよ、あの、まあPFI方式がありますけど、純民間にそれを検討してくれとお願いする方法だってあるんじゃないでしょうか。 あの、渡辺武次郎さん、ご存じだと思います。三菱地所の中興の祖といわております。三菱地所を東京で立て直して22年間社長、会長として君臨して、今東京が再開発、いろんなことが起きてるのは、ほとんど三菱の力、もう一つはまあ三井不動産かもしれませんが、やっております。東京だけじゃなくて地方だってやってほしい。どうだあっていう、この問題点を今提起して、いい案をいただくということだって考えられるじゃありませんか。中にどういうものを入れようか、私もいろいろ考えておりますけど、時間がないから省略をせざるを得ないですけれども、そういうところの力もかりながらやっていただきたい。そのように考えるんですがどうでしょうか。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 まあ、あの、質問に出とるということで、いろんな、あの、紫波町でしたかね、何か。あの、そういうとこの勉強させてもらったら、いろいろな形で町、駅、つくったり広場つくったり振興しているいうのも、まあ見とりますし、今それが話題になっとる、新聞でもにぎわっております。ただ、今言われたことをなかなかねえ、現実的にまだ構想として持っとりませんので、まあいろいろお知恵を、まあ貸してもらって、いいアイデアがあればそれを聞かせてほしいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 省略しようと思ったんですが、その紫波町の話があったのでちょっとそのオガールしが、紫波、あの、どういうふうな内容か、ご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 オガール紫波の、あの、事業内容についてのご質問についてお答えいたします。 岩手県の紫波町は、Jワール、JR紫波中央駅前の町有地10.7ヘクタールを中心とした都市整備を図るため、町民や民間企業の意見を伺い、平成21年3月に議会の議決を経て、紫波町公民連携基本計画を策定し、この計画に基づき平成21年度から紫波中央駅前都市整備事業、いわゆるオガールプロジェクトを実施いています。オガールプロジェクトは、都市と農村の新しい結びづきを創造し、暮らす、働く、学ぶ、集う、憩う、楽しむなど、新しく豊かで魅力的な持続的に発展する町を目指しています。成長を意味する紫波の方言であるオガールと、駅を意味するフランス語のガールの2つの言葉から、オガールプロジェクトとされたこの取り組みは、国の補助金に頼らない公民連携の地方創生モデルとして、先日も山陽新聞にバレーボールに特化した体育館の運営について取り上げられるなど全国から注目されている事業でございます。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 紫波町は、盛岡と花巻の間の本当に一寒村でありますけれども、そういう地域の中心になって今発展しようとしている。ここを、これを、小泉進次郎さんが見て、これすばらしいプロジェクトだと絶賛したという、ホームページに記事が載っておりました。 まあ、そのほか地域、いろんなところで似たようなプロジェクトが起きてきております。やっぱり地域の知恵をどのように出すかということ。これはもう、町長が先頭に立ってどういう知恵を出していくかにかかってると思います。 里庄町は原発地、発電所からは非常に離れている、災害もない、駅がある、高速のインターもある、近い、いろんなことで大変恵まれていると思います。産業の振興、人の集積、こういうことを生かしてもっと発展してほしい。先手必勝ですよねえ、やっぱり早く知恵を出さないとほかのとこが出したら、もうそっちでとられてしまうと思います。何としてもやっていただきたいと思うんですけれども。 で、今、あの、総合戦略ビジョンをつくっています。どういう内容になっていますか。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 あの、この駅前のことに関して申し上げると、総合戦略ビジョンについての質問で、今策定中でございまして、今の時点で詳細についてはお答えすることができません。 しかし、この駅周辺の整備については、ことしの3月に策定された第3次里庄町振興計画にもございますとおり、交流基盤の整備として鉄道の利便性の向上を個別施策として上げており、交通弱者に配慮した施策をさらに推進していくこととしています。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 総合戦略ビジョン、笠岡と浅口は発表、中間発表みたいなもんでしょうか、笠岡、まあ、最終案ということで発表がありましたけど。まあ、他の市町村については余り評価はできませんが、里庄は目の覚めるような内容をぜひつくってほしいと思います。 最近、あの、政府機関の地方移転、ニュースが流れました。8月31日で締め切ったって、私は本当にこれ残念に思うんですね。岡山県も8つぐらいでしたか、誘致する。全国で27の中央省庁を誘致をしようと。42の独立行政法人を誘致しようという運動が、全国のほとんどの都道府県で始まる、岡山県では倉敷から東、倉敷、岡山、津山、北のほうですね、笠岡、里庄、浅口は何にも要望してないん。おかしいなあと思ってるんです。 理化学研究所とタイアップしていろんなことをやろうといってる、仁科科学、科学財団もある、仁科財団もあると、科学振興仁科財団もある。東京にはね、仁科財団があるんですね。これを誘致して何で一本化しないんだろうか。あるいは、理研の仁科研究室の1部門でもいいですよ、里庄町に誘致をします。なぜ声を上げないんだろうかなあと、不思議だなあ、浅口だったら天文台があるんですから、東京天文台なんで誘致しないんでしょう。あるいは笠岡だって、あの、島や山、農業もたくさんあるんですから、食品、農水省の研究所をなぜ誘致しないんかなあと、まあいろいろ私は疑問を感じたんですけど。これについては、どういう経過でこのように決まったのか、お答えをいただきたいと思います。            (町長大内恒章君「これ英麿さん何の分ですか」と呼ぶ)            (5番仁科英麿君「あっ」と呼ぶ)            (副町長加藤泰久君「質問の内容がわからない」と呼ぶ) ○議長(平野敏弘君) 英麿さん、もう一遍、質問の内容がようわからんようん。 ◆5番(仁科英麿君) あの、時間に入りますか。 ○議長(平野敏弘君) うん。ちょっと休憩とる、ほんならここで。ちょっと相談してみねえ。            午前11時12分 休憩            午前11時13分 再開 ○議長(平野敏弘君) それでは、休憩を解き会議を開きます。 誰がしゃべるんか。            (9番岡本雅道君「休憩するんか。せんのか」と呼ぶ)            (5番仁科英麿君「今が休憩中。今が休憩中」と呼ぶ) 誰がしゃべるんなあ。 加藤副町長。 ◎副町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 仁科議員の、まあ、あの、国の機関の地方移転についてのことでよろしかったでございますかね、はい。まあ、岡山県もしくはその倉敷市以西に、なぜ、あの、そういうふうな要望をしていないのかというふうなご質問だと思います。 まあ、あの、町の、まあ里庄町に、まあ要望調査があったとは思うんですけれども、町の単位では、そういうふうな省庁を受け入れれるような状況にはない、というふうに考えるわけでございます。やはりその、その地方公共団体の身の丈に合った、まあ行政運営が必要になってくるわけでございますので、まあそういうふうなことは現時点では考えていないということでございます。 まあ、岡山県がどういうふうな状況になっているのかというふうなことは、私は存じ上げておりませんので、ここでの答弁は控えさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 身の丈に合った運営が必要で、里庄にはなじまないと、そんなに小さく考える必要は全くありません。東京一極集中を何としても分散していかなきゃいけないそのときに、仁科博士は世界に羽ばたいたじゃありませんか。科学振興仁科財団、仁科会館はちゃんと持ってるんですから、そこに東京の財団こっち来てくださいと、簡単ですよ、これは。それから、駅にそういうものをこれからつくって、そこに受け入れます。これだってできると思います。 この地域が、今倉敷中心として流域連携中枢都市圏構想の中で動いていく。笠岡は福山のほうにも入っている。これは何を意味してるか。倉敷と福山がこれから中心になって伸びていくということですよ。ここは谷間になるということ。なりかねない。福山と倉敷に施設を集めていく、こういう考え方ですね。そうじゃないと思うんです。こっちが中心になったらいいじゃないですか。笠岡や浅口、里庄が中心になって、この地域、発展していくと、そういう姿勢でやっていきたい、いってほしいと思うんですが、どうですか。もう一回お願いします。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 言われることは、まあ希望としては理解できますが、笠岡にしても現実的には人口が年々ものすごく減ってる。 それと、企業を誘致するにも、この地区に来た場合に従業員が集まらない、そういう現実。そういう中で、まあ里庄としては、倉敷が頑張ってやってくれるのを協力して、いろいろな形で連携してやりましょうということで、まあ今仁科議員が言われたように、現実的にはなかなかそれはできないと認識しております。 それと同時にですね、中央官庁が移転するゆう話は何十年前から言っとる。首都圏も移転する。結局ですね、何もやってないわけですよ。誰に責任があるんですか。ええ。そんな仁科議員も、中央で官僚としてやっとったわけでしょう。そういうときにそういうことをちゃんとやればよかったんじゃないですか。それで今こっちへ帰ってきてねえ、こういう状況の中でビル建ててやると、なかなか現実的には難しい。その定住策、そういうことについてもこの地域では必死になってやってる。それの状況の中で、ここんとこへ、仁科財団をこっちに呼んでくるとか、現実的にはそれはなかなか難しい。 人また人材、それと能力、今現在、大きなバイパスをつくるゆうことにしても、で、浜中バイパス、県の事業にしても、それの15%から20%を町が持たなくてはいけない。そういうことをいかにして補助としてやってもらうか。そういうことに、今いろいろ手をやいてると。で、現実的には、学校のクーラーの問題、駅の問題、バイパスの問題、それを皆さんやってくれというんじゃけど、財源的に確保しないとできないんですよ。その上にですね、駅前にビル建つ。なかなかねえ、現実的には今すぐにはできないし、だから、駅前を広げると、橋上化については一歩進めて検討に入ると、こう言っとんですよ。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 もう時間もないし、議論になりませんから終わりにしますけど、ちょっと言っときますが、国は何もやらないて大きな間違いですから、それは直さなきゃいけません。あの、地方分散、東京から分散するでですねえ、いろんな機関を埼玉県や神奈川県、千葉県、私は自治大学校、麻布にあったものを、六本木にあったものを立川に移したですよ。そういうことを次々やりました。でも、もっと広げなきゃいけないということがわかったので、首都圏から今度は外に出そうということを国が打ち出した。            (町長大内恒章君「しっかりやってください」と呼ぶ) 何か案があったら出してくださいということで、今集めたわけですね。どうして案を出さないのか、私は不思議であります。そこから初めて、議論が始まる。実現するかどうかわかりませんけど、それを、あの、気持ちでやっていただきたいと、私はそのように思います。これ、ちょっと間違いだったから修正したので、あの、質問じゃありませんので、次に移っていきたいと思います。 もう時間がなくなりましたから、道路は全くやめにいたしまして、エアコンの話もさっき出てしまったから……。 ○議長(平野敏弘君) エアコンをやれえ。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 エアコンを時間の許す限りやりたいと思います。 大変暑い夏でした。で、6月の議会で同僚議員から、資料配付、資料を出さないのはおかしいということで、無理して休憩をとって出してもらったら、西小学校の22年と23年が出てきた。でも、こんな古いものしかないですか、どうも不自然ですよね。本当にこれしかないのか伺います。 ○議長(平野敏弘君) 妹尾教育委員会事務局長。 ◎教委事務局長(妹尾素典君) 〔登壇〕 失礼いたします。 仁科議員の小・中学校の教室の気温についての、まあ6月議会で配付された学校の気温の資料についてのご質問です。 まあ、先般の6月議会におきまして教室内の気温についてのお尋ねがあり、西小学校の平成22年と23年の2カ年の測定記録をお示ししたところでございます。学校ではこれ以外の記録は残っていない状況でございます。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 学校環境衛生管理マニュアルにも基づいて年に2回ははからなきゃいけないということになっている。これはあるんじゃないですか。それから、6月議会でそういう議論があったんですから、その後測定したと思いますが、どういう結果だったか教えていただきたい。 ○議長(平野敏弘君) 妹尾教育委員会事務局長。 ◎教委事務局長(妹尾素典君) 〔登壇〕 6月議会以降の、つきましては各学校において気温は高いと思われる教室、2教室を選定いたしまして、測定しているところでございます。 夏休み前の7月14日火曜日の午前10時と午後2時の教室内の気温を見ますと、東小学校では午前が31.4度、午後が32.7度、西小学校は午前が33.8度、午後が34.6号、6度、中学校では午前が31.7度で午後が33.1度となっています。教室の気温はその日の天候であったりとか、立地や校舎の向き、構造などによっても左右されるものと思っております。その中で、西小学校のC棟2階、1番南側の棟でございますけれども、3年生の教室が2教室ございます。その3年生の教室では、前日の7月13日月曜日、午後12時30分ごろでございますけれども、38.7度になっておりました。まあ、この棟の教室につきましては、何か具体的な対策が必要ではないかというふうに考えてございます。 9月以降はそういうこともございまして、全ての普通教室において気温を測定し、学校全体の環境、学習環境の把握に努めてまいりたいというふうに考えてございます。実際にお願いしているところでございます。 この学校環境環境衛生活動につきましては、学校保健安全法の中で第6条に学校環境衛生基準が規定されております。その6条の第2項で、学校の設置者は学校管理、学校環境衛生基準に照らして、その設置する学校の適切な環境の維持に努めなければならない。第3項では、校長は、学校環境衛生基準に照らし、学校の環境衛生に関し適正を欠く事項があると認められた場合には遅滞なくその改善に、のために必要な措置を講じ、まあ当該学校の設置に対し、その旨を申し出るっていうことになっとります。まあ、このことにつきましては、法のほうにも法的根拠がございますので、このようなことから先週学校長と養護教諭に集まっていただきまして、まあこの学校環境衛生管理マニュアルに基づいて検査、測定をするように徹底し、またお願いしているところでございます。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 管理マニュアルの話が出たのでついでに伺いますが、このマニュアルでアスマン通風乾湿計ですか、で、はかれという書いておりますけど、それが里庄の学校にはないということを、ちょっとちらっと聞いたんですがどうですか。 ○議長(平野敏弘君) 妹尾教育委員会事務局長。 ◎教委事務局長(妹尾素典君) 〔登壇〕 失礼いたします。 仁科議員が言われたとおり、学校にはこのアスマン通風乾湿計を持っておりません。まあ、この教室の気温につきましては、まあ年に2回はかっていくということでございますので、まあ教育委員会事務局のほうで、このアスマン通風乾湿計を購入しまして、各学校で運用ということを、ができればというふうに考えてございます。値段も高価であるというふうに記憶しております。 以上でございます。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 まあ、あの、前に出された資料あるいはさっきのお話も含めて文科省が定める教室の望ましい温度の基準、これをオーバーをしている。最も望ましい基準は、夏は28度以下であります。で、まあ普通それを最もでない、まあ望ましい基準が30度以下、これをとても満足してない。で、これを改める努力をしなきゃいけません。岡山県の、この前の同僚議員の質問でわかりましたが、努力しようとしてないのは里庄、それからまあ新庄村は気温が多分低いと思いますね、ということはもう里庄だけが努力をしてない。笠岡だってことしから始めたというように伺っております。で、ねえ、こういう考え方について、なぜ独自の考え方で強引に突っ走ろうとするのか、この文科省の考え方を里庄町は否定しようとするんでしょうか、どうでしょうか。理論的になぜこれやらないと、頑張らなきゃけないのか。町長の見解を伺います。 ○議長(平野敏弘君) 妹尾教育委員会事務局長。 ◎教委事務局長(妹尾素典君) 〔登壇〕 失礼いたします。 町といたしましても、教室等の環境に係る学校環境衛生基準の中で教室等の温度は人間の生理的な負担を考えると、夏季は30度以下、児童・生徒などに生理的、心理的に負担をかけない最も学習に望ましい条件は、夏季で25度から28度であると示されていますので、町といたしても十分承知した、いたしております。 現時点では、この町内学校へのエアコンの導入につきましては、これまでにもご説明申し上げましたが、多額の初期投資費用であるとか、ランニングコストのこと、また設置されました扇風機による一定の効果や評価が得られていることなどから、計画をいたしておりません。しかし、近年地球温暖などによる気象などの変化や全国的な動向、また時代の流れを見ますと、今後とも継続してさまざまな角度から検討していく必要があると考えてございます。 以上でございます。 ○議長(平野敏弘君) 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 先ほど課長のほうから、気温をはかって、西小のC棟につきましては一番南で2階、3年生が使っとんですが、そこは37度とか38度を記録しとる。そういうことについて、このままではまだいけないということを改めて認識しております。で、何もしないということではないんですよ。カーテンは、あの、光を遮った上半分にして、で、まあ、あの、実際には一番大きなのは、やはりあの初期投資、それと経費、あの維持経費、それともう一つは本当に子供が強くなるためにいいかということを考えております。 で、C棟のこの3年生が使ってる2教室については、ほかと比べて、東小学区と極端に気温が高いということで、まあ何か手を打つ。まあ打つというのは、クーラーを入れようかということなんですが、クーラーを入れるにしても電気の容量が足らない、または足るかどうか、それを確認しております。で、実際にはよくわからないという回答をもらっとんですが、またあの、9月になって、それも調べて。で、とにかくC棟のその37度、8度、それをもう記録しとるところについては、手を打ちたいと考えておりますが、実際それが受電設備からやったほうがいいのか。で、受電設備を変えた場合、今あるやつを具体的に新しいのにしたほうが効率的に、将来的に見たらいいだろうというような、いろんな話があるんです。 だから、いろんな検討はしとんですが、やはり、まあ、あの、町としても、そのまあ財政的な問題と、もう一つ、本当に、例えば小学校の子が、7月の暑いときに、学校から帰るときに、クーラーをあるとこから1時間以上もかけてかけて帰るよう、そういうことをするときに、本当にクーラーのある部屋がええかということも考えとります。で、そのために皆さん方に、普通教室には扇風機4台入れてもらって、体感の温度は下がるような工夫をしております。で、先ほども課長が言っとったように、その立地条件によって教室の温度が随分違う。東小についてはそんなに高くなってない。まあ、あの、ベランダが出て、で、軒が出とる。もう一番極端に悪いのは、まあ東、西のC棟の3年生が使う。それについては、対応を何とかしたいと今考えておりますし、いろんな、まあ、あの、検討とか調べております。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 仁科英麿君。 ◆5番(仁科英麿君) 〔登壇〕 もう後2分しかないので、私はほとんど発言できないので残念ですけれども。 もう考え方についてはね、町長のお考えがあっても文科省の考えがあると。そういう中でどうするかということです、一つは。 それから、財源については、この前のあの質問に対してね、今だと1億5,000万円から2億円かかるだろうという説明がありましたけど、そんなにはかからない。きちっとこれは見積もってほしいと思います。 浅口市は、工事請負方式でなくて備品購入方式でやったと。1台当たり50万円から60万円です。1教室それでついたと。受電設備全てつけなくていい。26年度ですね、全教室につけて、3倍ですよ里庄の、1億円でできてる。うそじゃないかと思って私は確認に行きましたけど、確かに1億円でできてるんですね。それに、25年度と27年度分を入れても1億5,000万ぐらいでできている。里庄だったら、まあそれから計算したら四、五千万、4,000万ぐらいでできるんじゃないかという計算になります。全てのところで受電設備つける必要はない。今の電気でできる。それから、ランニングコスト、これは余り要らない。本当に暑いときだけつける。暑い教室だけつけるということであります。ぜひ積極的に検討していただきたいし、基金があるじゃありませんか。そういうときにこそ基金を使ったらいい。 それから、外国人英語教師、この問題はもう時間がないから後に回しますけれども、そういうところも議論していきたい。それから、最後の質問ですが、浅口市はエアコンを入れて夏休みを1週間短縮して学力の向上を図っている。里庄これで大丈夫かなあ、心配だあ、いう声を父兄の中から私は今聞いております。全体のバランスでお金のことを、健康のことを、学力のことを、いろんなことを考えてこれは教育行政は進めていかなきゃいけない、この学力の向上との関係について見解を伺います。 ○議長(平野敏弘君) 杉本教育長。 ◎教育長(杉本秀樹君) 〔登壇〕 仁科議員さんのご質問にお答えをいたします。 子供たちのことを本当にこう心配をしていただいて、教育行政に頑張っていけというエールをいただいたというふうに感謝申し上げとります。 教育行政の推進につきまして、今までもいろいろな環境整備等含め、子供たちのことも考えて学力向上等も含めて一生懸命やってまいりました。今後ともいろんな施策を工夫しながら学力向上等も含め、子供たちの健やかな成長のために全力で頑張ってまいりたいと思いますのでご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) それでは、ここで暫時休憩いたします。今度は1時から一般質問を行いますので、後1人残っておりますので、あの、来られる人は来て聞いてやってください。お願いします。            午前11時35分 休憩            午後 1時00分 再開
    ○議長(平野敏弘君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を行います。 高田卓司君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 高田卓司です。一般質問を通告に従い行います。 まず第1番目に、町のアピールにツバキを考えてはどうかということについて質問をいたします。 今はあらゆる方法で町を売る時代であります。どこの町も、あの手この手を使ってアピールし、町外から多くの人に来ていただき、住んでいただく。そして、働いてもらうことが、町の発展につながります。しかし、里庄町にはこれといった観光場所も特産品もなく、町外から来られた人がどこに行こうかなという状況であります。 里庄町は町の木をツバキに決めて、運動公園の名前をつばきの丘運動公園とし、そして町のマスコットキャラクターもツバキをあしらってつくっています。しかし、町の木であるツバキがあそこに行くとある、こういうところがありません。そこで、まあ町をアピールするいろんな方法がありますが、町の木をツバキということで運動公園もつばきの丘運動公園という名前をつけておりますので、いろんなところにツバキを植えて、ツバキの花咲く町として売ってはどうかなと思います。ずっと以前は、桃の花の咲く里庄町。2号線から見ると北も南も、時期になると桃の花がいっぱい咲いて桃の産地でありました。今はそれも全くなくなって、畑は荒廃化しております。 そういう意味で、町の木ツバキをいろんなところに売って、里庄行くと、時期になるとツバキがいっぱい咲いてるという、こういうふうにしてはどうかと思いますが考えをお尋ねいたします。 ○議長(平野敏弘君) 三宅農林建設課参事。 ◎農林建設課参事三宅卓志君) 〔登壇〕 失礼します。 高田議員の町のアピールにツバキを考えてはどうかというご質問にお答えいたします。 3月議会の中で高田議員さんの質問でありましたように、ツバキは町の木として指定しているもので、町制施行50周年記念まで町内の各分館と各戸及び施設等に配布され、植樹されております。 マスコットキャラクターとしてのツバキについては、町制施行50周年を記念しまして自然、産業、人々の暮らしが理想的に調和している里庄町をイメージしたキャラクターマークと愛称を公募し、里ちゃんとして誕生したもので、里庄町のSの文字と町の木であるツバキの花を表現しています。この里ちゃんについて、各種イベントでの登場に加え、CM等に取り上げられたこともあり、今では全国から応援メッセージが届くなど、町内外を問わず広く愛されているキャラクターとなっていることからも、そのシンボルであるツバキは高田議員さんのご指摘のとおり、町をアピールするのに有効と考えています。町内にはこのツバキの名称を使った施設とか団体が多数存在しており、このネーミングを利用した特産品を開発することは町にとってもよい宣伝効果につながると考えられます。 次に、あの、町の木であるツバキがあそこへ行くとあるというところがほとんどないということですが、町内で植樹したツバキは、先ほども高田議員さんが言いましたように、美しい森、つばきの丘運動公園などがございます。美しい森においては、キャンプ場の周辺から長惣の中池の周辺にかけて群生し、ツバキの開花時期には池との調和がとれ大変美しく、キャンプ場利用者や散策に来ている人たちから好評を得ております。つばきの丘運動公園では、運動公園のグラウンド周辺とか芝生広場に寄せ植えをしており、公園利用者の方に楽しんでいただいています。町民の皆様にも、ぜひを美しい森やつばきの丘運動公園をご利用いただければと思いますので、よろしくお願いします。 はい、以上です。 ○議長(平野敏弘君) 高田卓司君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 高田卓司です。 あの、ツバキを美しい森、運動公園の周辺に植えているということでありますが、ツバキもいろいろ種類があります。3,000種類ぐらいあると言われておりますが、あの、いろいろ、こう、つくられた品種もあります。改良によってつくられた。こういうつくられた品種は路地といいますかね、自然のところに植えると非常に弱い。まあ、ほかの花でいうとサツキは自然のとこに植えるとすぐ枯れてしまう。しかし、ツツジは自然のところでも育つ。ツツジもサツキも同じ品種です。 これと同じようにツバキの中にも改良品種は非常に管理をしなければ弱い。だから、運動公園行ってみるとグラウンドの周りにも緑化事業のお金を使って植えておりますが、この花はどうも改良品種のようであり、非常に勢いがない。中には枯れておるものもある。そして、下の調整池の横のちょうど上に植えてるのはこれは原種に近い品種で勢いがいいということで、私が言いたいのは、あのもう管理が余り要らなくて、こう育つ原種に近いツバキ、まあツバキもあのヤブツバキというのが一番原種に近くて育ちやすい。下草が生えても大丈夫ということなので、そういう品種を植えていただきたい。グラウンドの周りにはもう密生して植えてますが非常に勢いがない。何年もなるのにね。だから、こういうものはもうどうも、まあ私も品種は何を植えてるかわからないですけれど、見るからに改良品種で、まあ花はきれいなのかもわからないですけれど、自然のとこへ植えるんだった、ああいう品種は向かないんじゃないかなと。だから、そういうものをいろんなところに植えて、まああそこへ行ったらツバキさすがじゃというぐらいのものにしてほしい、こう考えます。 そしてねえ、私もいろいろあっちこっち行って研究、勉強さしていただきました。そうするとねえ、町の木をツバキにしている町はねえ、全国に多くありますが、どこへいってもねえ、ツバキを売りにしている町はあらゆるところに植えて、町全体で保存してるんですね。ここはツバキを育てて観光に来てもいいぐらいにしようというふうにしてるんです。で、いろいろ勉強して聞いてみると、町によっては道路の街路樹にずらあっと全部ツバキ。あるいは町の公共工事の残土捨て場の法面に、ツバキをずうっと毎年何千本も植えてるという町もある。ねえ。 または、公園とか花壇の中にツバキを植えて、その間に、まあ花とかいうものを植えてる、こういう町もあります。町を上げてやっぱりツバキを売りにしてますねえ。うちの町の木はツバキ、うちの町の花はツバキというところはもうそうやって前向きにしてるんです。で、里庄もねえ、ほかにまあこれといった、いいもんがあるんなら何ですけれど、まあ今んとこちょっと見当たらないんで、こういうふうにしたらどうかなと思います。特にねえ、私が思うのに運動公園のあの南の斜面に植えたらどうかなと思う。ツバキをね、つくってる、こう経験のある人に聞くと、ツバキは水はけのいいところがいいんだというふうに聞いてます。だから、よその町も法面にずっと植えてる。ほっとね、私、運動公園のあの法面に植えると、2号線からもよく見える、ずうっと公園に上がってくる人もずうっと見えて、やっぱりすごいなというふうになるんではないかなと思うんで。どうでしょうか、この考え。 ○議長(平野敏弘君) 三宅農林建設課参事。 ◎農林建設課参事三宅卓志君) 〔登壇〕 はい、失礼します。 高田議員さんの先ほど言われた、まあツバキの町で、まあ運動公園のほうに植えたらいいということでございますが、現在のところ、まあ、あの、団体、ツバキの、まあこれから植えていくというような団体、同好会ですか、まあそういうもんがまだ立ち上がっておりませんので、まあそういう今後の方針とかを、まあ聞きながら運動公園とかも植樹、植樹がえがあった場合、ふやしていくということを検討していけばいいんじゃないかなと考えております。 まあ、あの、ツバキの町で道路とかいっぱい植えたらいいというようなことでございますが、まあそれはとてもいいことでございますが、まあ、あの、北海道のほうへ行きますと、まあ、あの、道路脇にずらあっとラベンダーとかをもう何種類も植えてものすごいきれいなところもあります。まあ、北海道は、北海道でまあ、そのラベンダーが、まあ主で通してる町もありますので、まああれは余り背丈が高くならないので、まあツバキを道路沿いに植えるということになると、あの、交通安全対策の関連からもちょっと危ないというようなことも考えられますので、まあ、あの、町としてもそういうことを支援、今後支援して、団体ができましたら支援していきたいと考えておりますので、まあ、あの、その今後の方針等を出していただいて、まず、あの、計画を練っていただいた中で役場と協議していただければと考えております。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 高田卓司君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 はい、高田です。 あの、まあ今公園の法面に植えたらどうかというのは、あの、これは植える人がいないからという答えでありますけれど、植えるのはまあ業者に植えてもらやあいんですよ。何もボランティアで植えてと。後の管理をすればいいだけで。で、ツバキというのはね非常に強い木なんで、そうひっつい、毎日ついて管理をしなきゃいかんと、花を育てるようなことをしなくてもいんですよ。時々雨が降って、水はけがよければ、育つんですよ。そりゃ、ヤブツバキいうからねえ、やぶの中でもほっとっても生えるんですよ。竹やぶがこう生い茂った中でもツバキは育つんですよ。だから、そういう木なんだから、だから最初植えるのはそりゃ業者に、苗木を買って業者に植えつけまでしてもらやあいんじゃないですかな。そう高い費用、あの大きな金額かかるもんでないんで。で、そっから先の、まあ草刈りは、まあ今運動公園は草刈りしてるんだから、あの程度で十分でしょう、ねえ。 だから、私がいろいろこう、視察いうか見に行った中では、運動公園ほどの管理をしてるとこはどこもありませんよ。でもね、十分育ってる。ほれから、道路の街路樹のかわりに植えてるところも何も道路に支障は来さない。ねえ。木や大木にならない、なかなか、ねえ。だから、別段構わないと思うんですよ。へえで、常緑樹であるんで。だから、そういうところに植えたらどうかなと思います。 ほれからねえ、まあ私、せんが、前回の議会でも聞きましたが、ツバキを植えてその実を搾ってツバキ油をツバキの花と同時に里庄の売りにしてはどうかなと、こういうふうに思います。で、よそを聞いてみると、今までは搾る、搾油機、搾る機械のいいのがなかったんで熱を加えて蒸したり炊いたりして搾っておったんですが、やっぱり品質が余りよくないゆんで、熱を加えない方法で今はできるんです。そういう物ができたんでね。 で、私が、勉強に行った中で、これ、私たちが行って搾ったツバキ油です、ねえ。これを売ってるんです、ここは、ねえ。私たちが行って目の前で搾って詰めたんです。こういうものができるんです、ねえ。これは商品になって売ってるんですよ。だから、こういう物をつくって売れば里庄町のアピールになれば、なりはしないか。 で、ツバキ油がどうかいうのはもう皆さんよく知ってる。インターネットで調べてもいっぱい資料は出てきます。非常にオリーブより、いうよりももっといい、ねえ。で、これは食用油にも使える、ねえ。我々がやった中でこれが最初に搾れた物。これ精製して詰めてる。この次に2度搾った2度目のはてんぷら油に使うんです。もうちょっと品質が落ちる、ねえ。てんぷら油にしても非常に体にいいということが最近いわれてるです、ねえ。 だから、こういうものを搾れば、私は、あの、ことしから里庄のツバキでこれをつくります。現実、搾って物をつくります。もう間もなく彼岸過ぎたら実がとれるんで、でねえ。まあ、今は、搾油機がないんで、ここの機械を使って搾ってきます。萩にメーカーがあるんでね。で、萩まで持っていって、搾って製品にして持って帰ります。また見ていただきますけど、こういう物をつくって売ってはどうかなと。花と油と売りにしたらどうかなと、こういうふうに考えます。ですから、まあ里庄、通告にも書いてあるように、ツバキの花咲く町里庄、ツバキ油の町里庄というのを売りにしてはどうかなと。で、この油はねえ、実があれば年中搾れるんです。実は植えたら芽が出るんです。ですから、保存がきくんです。ねえ、二、三年は十分もつんです。だから、年中作業ができる。こういうことをしたらどうかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(平野敏弘君) 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼します。 私からは道路の街路樹やまあ公園、花壇、また斜面等に植樹してはどうかというところについて、もう一度お答えさせていただきます。 あの、おっしゃるとおりツバキをアピールしていくのは、あの、町としても、あの、いいことだと考えております。ただあの、ツバキもやはり、そのずっとほっとってもいいというものではないと思うので、あの、管理をする上で、やはりツバキも剪定であり消毒であり、そういう維持管理は当然していく必要があると思うので、それが適当と考えるところについて、あの植えていくことは検討を、慎重に検討をしていきたいと考えています。 油のことについては、あの、三宅から答弁をします。 ○議長(平野敏弘君) 三宅農林建設課参事。 ◎農林建設課参事三宅卓志君) 〔登壇〕 失礼します。 まあ、あの、高田議員さんには、いろいろなところにツバキを植えてツバキの花咲く町、そしてツバキ油の町にしてはどうかということでございますが。 まあ、あの、先般の議会の中で町長も、団体もしくはグループをつくり、事業計画書と今後のビジョンを示していただければ検討すると言っておりましたので、まずあの、受け皿の団体を構成するから頑張、ことから頑張っていただけ、頑張っていただきたいと考えております。 また、あの個人的な団体が立ち上がり、そのツバキの実を加工しツバキ油の加工販売などが軌道に乗るようであれば、里ちゃんやつばきの丘運動公園といった町木のツバキのアピール、効果が高まると思いますので、マコモダケの支援と同じように活動内容や事業体制、方向性が明確になりましたら、町といたしても応援してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 高田卓司君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 はい、高田です。ありがとうございます。 まあ、前向きな答弁で、まあそういう計画、団体ができればということであります。ツバキ油の生産組合の団体をつくって、これ推し進めたいと思います。私はこれ事業化のめどがつくまで、ぜひともやりたいとこう考えております。まあ、あの、特産化、特産品とするには、まあ調査研究が大切で、それなりに年月もかかります。まあ、農産物に価値を付加することで特産化でき収入も上がる。町の木がツバキであり、売りにするのは、売りにする物は里庄には今あるんです、ないのは、まあ開発する、しようとする意欲が足らない。だから、もうぜひとも私はこれを事業化めどをつけたいと、このように考えております。あの、そういうことで、まあできる協力はよろしくお願いしたい、こう思います。 それと、これをまあ官地以外で、先ほども出ましたが、荒廃地対策のこと出ましたけれど、これも町民の方に畑に植えてもらいたい。どんどん。荒廃地対策として。それで、我々生産組合は、できたツバキの実を買い取りたい。ねえ。だからつくってもってきていただければ買い取ると、こういう考えでおります。そして、買い取った実を搾って油にして特産としてやりたい。こういうふうに考えております。 まあ、先ほど参事、言われたようになかなか荒廃地対策、特に畑については難しいと、うまくいかないということでありますが、このツバキは余り管理が要らない。草刈りぐらいしてれば大丈夫ということなので、まあ農家の方もつくりやすい。そして、誰もが参加できる、ねえ、元気な人は作業すればいい、で、実をとってくるというのはお年寄りでもできる。ねえ。で、まあこの前、健福の課長にも相談したんですが、まあこの作業の途中で実を砕いて搾る前の前作業を、できれば四つ葉の作業でやってもらいたい。まあ、どうだろうかということで、まあ課長も、まあこのぐらいならできるでしょうという考えを聞いたんですが、まあ四つ葉の作業としてもそれで、まあそれなりの手数料は払いたい。そうすると、まあ四つ葉の人もこれに参加できていんじゃないんか、こういうふうに思います。そして、荒廃地対策にも幾らかなるんじゃないんか。まあ、米をつくるぐらいにはなるんじゃないんかと、私は考えております。ですから、前向きに進めていきたい、いただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(平野敏弘君) 三宅農林建設課参事。 ◎農林建設課参事三宅卓志君) 〔登壇〕 失礼します。 ツバキの苗木を、まあ、あの、農地へ植えるということでございますが、まあ、あの、荒廃地の解消にもなるということで、まあ高田議員さんが先ほどおっしゃられましたが、あの、ツバキの場合は、あの、特用作物になりますので、本当の畑に植えた場合は、あの、農地ではなくなるわけなんで、非農地判断を農業委員会がしている畑ですよね、原野とか山林に認定しとるところを利用して、あの、ツバキを、ヤブツバキですから、まあそういうところへ、あの、植えていただくのが適当ではないかと考えとります。まあ、あの、そのことにより、原野化した農地が、まあ、あの、きれいな状態に戻るということで、まあ農業委員会のほうから考えると、ちょっとその農地で残す、農地の畑の中にそのまんま植えるいうことはちょっと難しいと考えとります。やはり、あの、農地は、あの、肥培管理をして、作物を作付して、収穫ができる状態のものを農地といいますので、これは幾ら油を搾るからといって、まあ6次化ということで進めていった場合、まあ、あの、農地法でも、その農地法もいろいろあるんですけど、許可申請を出していただかんといけん場合も出てきます。まあ、あの、その許可申請を出していただく場合でも、まあ、あの、その許可の範囲で例外許可規定という、その特別な、あの、その許可をしてもいいという条件が、まあ何十項目にもわたってあるんですけど、その内容に整合すれば畑にも植えられるということで。 まあ、あの、農林水産事業部と森林課のほうに、まあ、あの、いろいろ聞いてみましたが、やはり、あの、ツバキはもともと山林に生息しとるもんだから直接その畑に植えるゆうことはできんのんで、まあ、あの、実際に植えるとなったら、まあ、あの、高田議員さんも農業委員会の一員でありますので、まあその中で、まあその植える土地については、いろいろ審議していただければ、今後、あの、今後、耕作放棄地の解消につながると考えております。まあ、あの、やはり、あの、こういうところに、あの、ツバキを植えていくと、まあ町としても、その応援していきがいがあると私は思っておりますので、頑張っていただきたいと考えております。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 高田卓司君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 高田です。 まあ、畑にツバキを植えたら農業委員会、農地法のほうにひっかかるというのは、ちょっとどうかなと思うんですが、あの、まあ桃や柿をつくるのと同じじゃないんですかなあ、これ。実をとって、搾って、食用油をとるいうことになると、何か問題があるんかなあ。じゃああの、植木を田んぼ、畑に植えたら、ありゃあ何か特別な許可が要るんですか。金光なんかにゃあ、植木を田んぼに皆植えてますがねえ。だから、ちょっとどうかなと思うんですが、まあそりゃ許可が要るんなら許可をとれば簡単なことです。今草ぼうぼうで原野化しとるところに植えりゃいいんですから。草刈りをして植えりゃいいんですから。そりゃあまあ許可が要るもんなら許可を申請してとれば、原野になっとるよりはまあ少しでも花が咲いて、そして実がとれるということになればいんじゃないんか思うんで。まあぜひとも私はこれを進めていきたいなと、こう考えております。 次の質問いきます。 2つ目の、これも提案なんです。 まあ今、最近、こう雨が非常に、降り方が昔と違うと。急激な雨で時間に何十ミリ、100ミリというような雨がいつどこで降るかわからない。しかも、それも短時間で降るいう時代であります。で、ありますから、地下水の涵養、ちょっと涵養いうのは聞きなれない言葉なんですが、自然に水がしみ込むように徐々に養い育てること、ねえ。要するに、まあ地下水をもとに戻そうと、あの、雨水を地下水に戻そうということなんです。 こういう目的と洪水防止、または地盤沈下対策などとしての浸水対策として、雨水を一時タンクにためて流すと、こういうことを考えたらどうかなと思うんです。各家庭で、まあ最近ちょくちょくあるんですが、屋根の水を、といの水をタンクにためて、それをまあ庭にまくとか、植木にやるとか、こういう方法をとる。ホームセンターでもこういう物を売ってますが、こういうことを町ぐるみで進めてはどうかなと思います。ゲリラ豪雨などで、急激な雨が降るきょうこのごろ、道路はもとより工場などの構内も舗装され水路はコンクリート化されており、豪雨のときには雨水がマンホールに飲み込まれず、水路があふれ、道路が川となり床下浸水などの問題が起きております。 雨水は、そもそも地下に浸透させるのが自然のあり方であります。雨どいを通して流れてくる水を一時ためて、水の調節を持つ雨水の貯留タンクまたは雨水の浸透ますを各家庭に設け、雨水を急激に水路に流れていかないように調節するのに補助をする制度をつくってはどうかなと思いますがお考えをお尋ねします。 ○議長(平野敏弘君) 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 高田議員さんの浸水対策としての雨水貯留タンクの設置についてでございますが、確かに近年ではゲリラ豪雨といった局地的な急激な雨も各地で頻発してることから、浸水対策は必要であると考えております。 そうしたことから、家庭に貯留槽を設けて流れにくい水を、あっ、流れていく水をとめる小さなダムを持とうという意味では雨水貯留タンクは浸水対策に有効であると考えられます。しかし、浸水タンクに雨水貯留タンクを活用することになりますと、常にタンクの中に、中を空にしておく必要がございまして、タンク内に水がたまったままですと、機能が発揮できないというデメリットもございます。 一方で家庭用の雨水貯留タンクの用途は高田議員さんも先ほどおっしゃられましたけれども、雨水の有効活用対策として、タンク内に貯留した雨水を庭の草木等への水やり等に、まあ活用するといった取り組みもあります。節水、循環型水利用の推進に努めることを目的とした助成金制度を設けている自治体もございます。このように雨水貯留タンクの用途には二面性を有しておりますが、都市化の進んだ緑が減少した地域では、降った雨水が地面に浸透しにくい場所が多く、浸水被害軽減に効果があると思いますけれども、本町レベルの居住環境では、浸水対策の事業としては若干なじまないようにも思われますが、貴重なご意見をちょうだいいたしましたので、まあ今後慎重に研究し、対処してまいりたいと考えております。 ○議長(平野敏弘君) 高田卓司君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 高田です。 まあ、里庄は、まあ、まだ、こう田舎いうかねえ、市街化まだまだこれからなんで、まあ効果が薄いという意見でありますが、あの、まあ現にねえ、里庄でもこういう状況起きてるでしょう、ねえ。総務課長も以前建設課長だったんでわかるでしょうけど、じゃあ才ノ脇、ねえ、申友あたり、まあお金をかけて側溝を改良しましたよ。今でもまだ前の郵便局あたりは雨が降ると浸水おそれがありますよ、ねえ、あそこもなぜああいうふうになるか。以前はあんなことなかったの、なぜなるかということは、上の水路が全部U字溝になったんですよ。ねえ。ほっと、一気に10分もしないうちに下まで水が流れてきて、水がはけない、ねえ、これがこういうタンクを設けることによって時間差がつくんです。30分、40分、おくれて出ることによって水が結構はけるんですよ。ねえ。雨が降るたんびにあのあたり、水中ポンプ持ってかけらにゃいかんでしょう、ねえ。それから、高岡でも去年も床下浸水なって慌てたことあるでしょう。だから、里庄はまだ大丈夫というよりは、こういうことをして、で、ねえ。 私はこのタンクを設置するのに、これ下水道課にも関係あるんですが、今公共下水をどんどん進めております。で、合併浄化槽を据えられたうちはなかなか接続していただけない、ねえ。だから、合併浄化槽をこの貯留タンクに利用して流すようにしたらどうですかということを、まあ上下水道課長にも話したことあるんですが、そうすれば合併浄化槽を設置したけれど、まあ下水道きたから、後使い道があるんならつなごうかなということになるんです。ほっと、下水道の接続の促進にもなるんです。それで、穴をあけて埋めないさいいうのはちょっともったいない気がするんですよ。何十万もかけてつくった物を、ねえ、3年、5年、10年以内の人はなかなかつながないんですよ。自分も負担してますから。だから、こわれたらつなぎますということになるんです。だから、こういう使い方もあるんですよ。で、そのタンクに井戸ポンプつければ10年、15年、十分使えるんですよ。で、庭に水まくとか、植木にまく、車の洗浄、こういうものはそれを使えば下水道料もかからないんですよ、水道料もかからない。だから、そういうことでそういう物を利用して幾らか補助をしてあげれば、接続も早くしてくれるんじゃないかなと、こういうふうに思うんです。 でね、今課長も言われたけれど、熊本市ではこれらの家庭用浸水、浸透ますの設置に、全額20万限度で補助してるんです、ねえ。この浸透ますいうのは、あのといから来て、こう流れていく途中にためますをつくる、これを地下に浸透するようなますなんです。これは今言うタンクとちょっと違うんですが、これ製品のカタログにもちゃんとあるんです。公共雨水浸透ます、ねえ。要するに下に穴があいてるんです。で一気にいっぱいになったら流れていくんですが、これたまった分だけがやんでも下に、地下に浸透するんです。ほっと、これがやっぱり調節機能があるんですよ。たまる間は出ていかない。これ家の中にも何カ所かある。各家庭こういうものをすると、洪水、出るのが時間差がつくんです。だから、まあこういう、ねえ、今こういうものがあって、ほとんどの家庭はこれを使うんですよ、今は。だから、これは、まあ会所ますですけれど、まあそういう意味で水の出ていくのを調整する機能を持つタンクをそういう今あるタンクを利用するという方法で、まあ何らかの補助制度を考えてどうでしょうかということなんで、もう一度お願いします。 ○議長(平野敏弘君) 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。 高田議員の再質問にお答えいたします。 まあ、合併浄化槽とか、まあそれから下水道の接続とかそういった貴重なご意見をいただきましたので、今後、まあ慎重に、まあ研究し、まあ対処していきたいと思います。 ○議長(平野敏弘君) 高田君。 ◆10番(高田卓司君) 〔登壇〕 はい。もう前向きな答弁でありましたんで、ぜひともよく検討して前向きでお願いします。そうすると、役所も助かる、その、設置するうちも水道料、下水道料が助かるいうことなんでね、それで接続も早くしていただけるように、少しでも役立てはしないかと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(平野敏弘君) 以上で本日の日程は全部議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は9月7日午前9時30分から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 皆さんご苦労さまでした。            午後1時42分 散会...